腰の症例②「ぎっくり腰で動けなくなった痛み」

患者様

40代 男性 会社員

症状

2年に1度くらいの間隔でぎっくり腰になっていた。

今回ほどゆっくりでしか歩けないことはなかった。

起床時に痛みがあったが仕事に向かった際にチラシをもらい来院。

主訴

歩行時痛

腰部の痛み

可動域制限

症状改善後の目標

まずは普通の生活に戻りたい。

今後は痛みが出ないように運動を始めたい。

施術内容と経過

初回施術

初回施術では腰部は全く触らずに施術した。

ぎっくり腰には筋挫傷で起こる場合と捻挫で起こる場合に分けられるが、今回は筋挫傷だった。

左の腰部に痛みが強く、身体が側弯してしまっていた。

施術としては、腰部の筋肉を引っ張ってしまう臀部のトリガーポイント療法をメインで行い、アイシングと電療を行った。

最後にテーピングと骨盤ベルトをして帰ってもらった。

帰るときには痛みの程度は10→6まで改善したがまだ歩行時痛が残存した。

2回目

翌日に来院して頂いた。

自宅でアイシングをしていただいたおかげもあり、悪化はしなかったが痛みの程度は8まで戻ってしまった。

まだ炎症期のため腰部には触らず臀部のトリガーポイント療法をメインで行った。臀部以外には内転筋とハムストリングスの施術も行った。

施術後は痛みの程度が8→3まで改善し、歩行時も痛みはあるが真っ直ぐ歩けていた。

3回目以降

痛みが出てから5日間は熱感があったため腰部は触らずに施術を行った。

5日経ったあたりから腰部の施術を行った。下肢の施術は行っていたため動きは改善していたが腰部の痛みので背部の方まで可動域が悪くなっていた。

トリガーポイント療法を行いつつ、関節の動きも出すために仙腸関節リリースを行い前後屈の可動域改善を行った。

また、体幹トレーニングの指導とストレッチ指導をし、毎日行ってもらった。

施術を始めて1週間で痛みは落ち着き、2週間でほとんど気にならなくなった。

同時に施術した症状

腰痛

背部痛

施術内容

トリガーポイント療法

仙腸関節リリース

テーピング

骨盤ベルト

体幹トレーニング指導

ストレッチ指導

まとめ

痛みが出た初日に来院して頂けたため、アイシングをしてほしい、湯船に入らないでほしい、アルコールは控えてほしい、寝る時の姿勢などを伝えることができたため悪化せずに改善が早かった。

施術は最初の3回~5回が1番大事となるので、そこを頻度を空けずに施術出来て良かった。

今では運動もスタートすることができ、今後痛みの出ない体作りをされている。

メンテナンスという形で月に1度来院されているので、もう痛みが出ないようにチェックしていきたい。

まつなが鍼灸整骨院 東新小岩院